収益・投資物件の売却について【収益・投資】
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収益物件・投資物件を売却するメリット〜高く売るコツは?〜
広島で不動産売却・不動産投資をサポートする株式会社ASULANDでは、適切なタイミングでの収益物件・投資物件の売却をおすすめしております。一見、定期的な利益が得られるように感じられる収益物件の運用ですが、金利上昇、老朽化による修繕費用の負担などを考慮した場合、「ずっと手元に置いておくのが最善」とは言い切れません。
こちらでは、収益物件を売却するメリットや売却方法の種類、またできるだけ高く売るためのコツについても解説しております。
POINT収益物件・投資物件を売却する3つのメリット
収益物件を売却するメリットは、大きく分けて3つあります。
- 1.入居者を募集する手間がかからない
- 2.修繕費用の発生や金利上昇のリスクを負わない
- 3.まとまった資金が手に入る
入居者を募集する手間がかからなくなる
収益物件を所持していれば毎月一定の収入を得ることができますが、それは入居者あってのものです。収益物件を売却することにより入居率を気にする必要がなくなり、収入が減少する不安を取り除けます。
修繕費用の負担や金利上昇のリスクを負わなくて済む
収益物件は一見すると、利益が定期的に得られる安定した投資に思えます。しかし、金利の上昇で住宅ローンの金利が上がったり、マンションの修繕費用が予想以上にかかったりすれば、収益以上の経費がかかるケースも。収益物件を売却することで、こうしたリスクを負わずに現金化できます。
まとまった資金が手に入る
収益物件を売却すると、まとまった資金が得られます。資産運用計画を立てたり、個人事業を始める資金に充てたりと、今後の大きな計画に役立つでしょう。収益物件による収入に比べ一気に資金を得られるため、状況によって売却を検討しつつ、上手に運用されることをおすすめします。
POINT収益物件・投資物件の売却方法と流れ
収益物件・投資物件を売却するには2つの方法があります。
- 1.不動産会社に仲介してもらい買主を探す
- 2.不動産会社に買い取ってもらう
不動産会社に仲介してもらい買主を探す
STEP1.査定を依頼する
STEP2.不動産会社が査定する
STEP3.不動産会社と媒介契約を交わす
STEP4.不動産会社が買主を探す
STEP5.取引成立!
媒介契約は基本的に1社に厳選しますが、場合によっては複数社と契約することも可能です。しかし、媒介契約を複数結ぶことにより、各不動産会社のモチベーションが下がったり、各社との連絡が手間になったりする恐れがあります。
一括査定サイトを利用するのも一つの方法です。不動産会社が仲介に入って売却すると、相場とほぼ変わらない価格で売却できます。
この方法では、売却までに時間がかかるケースが多いため、なるべく早く売却したい方はもう一つの方法を検討すると良いかもしれません。
不動産会社に買い取ってもらう
STEP1.査定を依頼する
STEP2.不動産会社が査定する
STEP3.買取業者の選定
STEP4.契約
STEP5.決済!
仲介だけでなく、物件を買い取ってくれる不動産会社もあります。不動産会社が直接買い取り、リフォームして売却するのです。
一般から買主を探すより早く売却できるため、急いで売却したい人におすすめの方法といえます。また、売却を周りの人に知られずに進められる点もメリットの一つです。
ただし、売却価格は仲介売却に比べて大きく下回ってしまうケースが多いため、不動産会社としっかり話し合い、納得したうえで進める必要があります。
POINT収益物件・投資物件を高く売るコツ
収益物件・投資物件をできるだけ高く売るために、以下の3つのポイントをおさえましょう。
- 1.高く売れる時期に合わせる
- 2.売却価格は利回りを基準にして算出する
- 3.複数の不動産会社に査定してもらう
収益物件の売却タイミングを誤ると、大きな損をしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
高く売れるタイミングで売る
収益物件は、下記のような状況で高く売れるケースがあります。
- 修繕前
- マンション価格が値上がりしているとき
- 満室になっている
マンションは、老朽化が進むとさまざまな修繕工事が必要になります。修繕費用が売却金額を上回る場合、修繕前に売却することで利率をアップできるでしょう。
利回りを基準にして売却価格を算出
収益物件を売却する場合、利回りを基準に売却価格を算出すると相場に近い価格を提示できます。
基本的に、物件は相場とかけ離れた価格を提示すると売買が成り立ちません。個人で適正な価格を設定するのは難しいので、不動産会社に査定してもらうことをおすすめします。
複数の不動産会社に査定を依頼する
収益物件の売却を考えている場合、まず一括査定サービスに出してさまざまな不動産会社の査定結果をみてみましょう。
ほかの不動産会社に依頼した方が高く売れていた……というケースもあるため、最初から不動産会社を1社に絞ってしまうのは損失につながります。
POINT知っておきたいポイント! -収益物件、投資物件の売り時-
収益物件・投資物件の“売り時”を見極めるには、「時間」の要素をしっかり見極める必要があります。
現在はうまく収益を得ている物件でも、10年後はどうなるかわからないでしょう。もし、この先10年分のキャッシュフローがまとめて手に入るからといって、早急に物件を売ることが適切でしょうか? 同じ金額でも、その価値は市場の状況や個人の環境によって大きく変わっていくものです。
反対に、時間を延ばすことにより売却価格の低下、賃料の低下、大規模修繕の可能性といったリスクも同時に発生します。築年数が経つほど、借主からの人気は下がっていくものです。
このように、「時間の経過」によって状況が変わることを考慮せず、単にキャッシュフローのみで売り時を決定すると、失敗する危険性が高くなってしまうでしょう。